整体セラピストは整体の技術だけではなく、心のケアについても意識をして施術をするための資格です。
日本セラピスト協会が主催し認定する資格であり、認定講座の受講後に検定試験に合格することで免許証を交付されます。
整体セラピスト資格の概要と難易度について
整体セラピストの資格を取得するには、整体や医療系の専門学校などで学んだ後に、認定試験を受験する必要があります。
整体院で補助業務を行える5級の資格から、指導統括が行える修士まで6段階の資格が認定されています。
プロの整体セラピストと名乗るためには3級以上の取得が条件です。
5級と4級については日本セラピスト協会が認定する学校で学ぶのみになります。
整体セラピスト3級取得講座を受講すると、3級検定試験の受験資格を得ることができます。
3級になると先述したように各種専門学校を修了した証明が必要です。
2級からは加えて2年以上の実務経験が必要になります。1級では2級取得後に実務経験が1年以上、さらに指定カリキュラムを修了しなくては受験資格を得ることができません。
修士免許にチャレンジする場合は1級に合格した上で実務経験が3年以上必要となってきます。
整体セラピストの試験は学科と実技に分かれているのが特徴です。
5級は実技がなく学科のみとなるのですが、4級からはそれぞれの級数にあわせた実技が必要となります。ただし、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師など関連する国家資格を所有している人に限っては、学科試験が免除されます。
整体における手わざが重視される傾向にはありますが、上級の試験ではコミュニケーション学や心理学や指導法なども求められるのが特徴です。他の整体資格においては問われない項目も多いので、心身両面から癒やすことができる知識や技術が必要とされます。
ちなみに難易度としては3級で90%以上とされていますので、難しい資格ではありません。
2級でも70%以上の合格率があり、比較的に易しい試験だと言えます。ちなみに整体セラピストの1級を取得すると、主催協会から整体院を公認してもらえます。
スタッフの管理指導資格を得ることもできますので、独立開業を目指す人は整体セラピストの1級取得を1つの目安にできるでしょう。
資格取得の条件が厳密になっていますが、それだけ信用度が高いと評判になっています。
整体セラピストの資格は5級から修士まで6段階に分かれており、プロとして名乗ることができるのは3級からです。
厳密に資格に段階があり、厳しく審査が行われますので、数多くある民間の整体資格の中でも整体セラピストは信用度が比較的高いのが魅力です。
周囲から信用され、確かな技術を身につけたい方は、整体セラピストの取得を目指しましょう。
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